2020/05/24 18:51

MO'STOには、リペア/オーバーホールのメンテナンスサービス(有償)があります。

今回は、このサービスを設けた理由について書きたいと思います。
その理由は「製品を末永くご愛用頂きたいから」のひとことに尽きるのですが。
生産をする理由とも共通すると思いましたので、この場で記させて頂きます。
(サービスの詳細は商品ページの最下部にて、商品として説明を記載してございますのでご覧下さい。)





私は社会人歴の約9割を服飾系の会社で過ごしました。
ほとんどが欧州の外資系企業で、中には150年以上の歴史を持つ会社もありました。

製品は洋服、靴、鞄、テキスタイル等の服飾小物から、文房具、ジュエリー、時計等の宝飾と多岐にわたりました。
どの会社にもメンテナンスサービスがあり、会社ごとに細かな違いはあるものの、お客様は各ポリシーに同意し、信頼して製品を預け、永くご愛用なさっていました。
もしくはそのサービスを含めてお求めになられている、と言ってもいいかもしれません。


メンテナンスにお持ちになられるのは、
 定期点検の方。
 お修理を繰り返しながら代々でご愛用されているご家族。
 形見として、修理後に交換した部品を大切にお持ち帰りになられる方。
 節目の刻印をされた記念の品物が、磨かれ、新たに生まれ変わったと喜ばれる方。
と様々で、時にはその思いを直接うかがうこともありました。

そのたびに思い描くのは、
「製品」が持ち主との時間を重ねる中で「ひとつの品物」に変化していく場面でした。


その経験から、製品と会社が永く愛される理由のひとつであるこのサービスを、自分が物作りをする上でも設けたいと考えるようになりました。



長くなりましたが、メンテナンスサービスを設けるに至った理由です。
思えば、「修理」に関わる仕事に触れていなければ、「生み出す」という道も選ばなかったかもしれません。

作り出した瞬間から消滅に向かう、形あるもの。
でもだからこそ、大切にしたいと思う気持ちも生まれるのだと思います。




これらのサービスがお客様にとって、より安心して末永くご愛用いただくためのものであるよう努めてまいります。
現段階ではアクセサリー向けのサービスとして始めましたが、状況を見て他アイテムへも発展をさせていきたいと思っています。
お気軽にご相談頂けましたら幸いです。


最後までご拝読ありがとうございます。

(写真は落として割ってしまった自分の耳飾り。現在、少しずつ修理中です。)